この世界は、エゴばっか。
小さな花びらが、また今日も散る。
命という花が。
届かぬこの声は、いつの間にか悲鳴になった。
画面ごしの世界、なんてもろいものよ。
あなたは、叫んでも気づいてくれないの。
あの子の幸せを願ってた、あの頃を
懐かしく思う。
いつの間にか、話さなくなってしまいそうで
忘れられそうで。
また、今日も震える声で叫ぶの。
僕に、気づいて。 話しかけて。
小さな花は、雨にぬれて
震える体を抱きかかえながら、泣き叫ぶの。
置いてかないで、さみしいよ。 さむいよう。